日本でも選挙用CMが放映されるようになって久しいが、登場する政治家たちのぎこちなさは相変わらずだ。しかし、次期大統領選挙を控えて徐々にヒートアップしつつある米国は、さすがに違う。先日、動画投稿サイトYouTubeである動画が公開され、270万ビューを集める大ヒットとなった。そのタイトルは「オバマに夢中(I Got a Crush...On Obama)」、アーティスト名は「オバマ・ガール(Obama Girl)」。投稿された動画は、セクシーな「オバマ・バール」がオバマ候補への賛辞をラップで歌い、オバマ氏の写真や映像との合成2ショットや、ダンスシーンなどで構成されている。
この動画は、オバマ氏陣営が製作したものではなく、オバマ候補の支持者である広告代理店マンが思いつきで作ったものだという。しかし、あまりの出来のよさに「オバマ・ガール」人気は高く、「討論2007:オバマ・ガール対ジュリアーニ・ガール(Debate '08: Obama Girl vs Giuliani Girl)」という続編も登場。オバマ・ガール・フィーバーがしばらく続きそうだ。
参考:
「米大統領選 ユーチューブに強力な「勝手連」、「オバマ・ガール」参上」(Yahoo!ニュース)
"Music Video Has a 'Crush on Obama'" (abc News)