株式会社アイデムは、正社員として働く20代、30代の男女1,112名を対象に、『若年者の転職に関する意識と実態』をテーマにアンケートを行い、その結果をまとめ、8月21日に発表した。対象者の多くは、有効求人倍率が1をきっていた1993年から2005年に就職活動を行なった就職氷河期の人たちだ。
調査では、「転職肯定派が8割強」という結果が出る一方で、「現在転職を考えていない人は7割」という結果が出た。また、直前の勤務先を辞めた理由は「給料が良くない」32.4%、今後転職する場合の勤務先選択で重視するのは「仕事内容」45.1%と最も多かった。
07年10月1日からの『改正雇用対策法』の施行で求人の年齢制限が原則禁止となるため、今後の変化が注目されるが、今後転職をする場合に障害になることを聞いた結果では、「求人の年齢制限のため応募できる会社が限られそう」との回答がもっとも多く4割を占めた。
詳しいレポート内容は下記まで。
プレスリリース:アイデム「若年者の転職に関するアンケート調査」(PDF)