株式会社ブランド総合研究所は、次世代DVDの普及が本格的にスタートした今、HD DVDとブルーレイのどちらがより次世代DVDとしてのポジションを確立しているかの理解に関する調査を2007年7月3日~7日にかけて実施した。今回の調査は、20代、30代、40代、50代以上を年代別にほぼ同数ずつ抽出した国内の男女1,071人が対象となっている。
購入したいと思う次世代DVDレコーダーのメーカーはブルーレイ陣営が圧勝。 トップはソニーの53.1%
調査で「購入したいと思う次世代DVDレコーダーのメーカー」について質問したところ、以下のような結果となった。
結果として、国内メーカーを多数従えたブルーレイ陣営がHD DVD陣営に大きな溝を開けた。注目すべきはブルーレイ陣営を領導するソニー、松下電器とHD DVD陣営を率いる東芝のポイント差だ。トップがソニーの53.1%、2位が松下電器で52.9%、続いて27.9%のシャープとなり、東芝は24.8%で4位の結果に終わっている。HD DVDを代表する東芝が、ブルーレイ代表のソニー、松下電器に2倍の差をつけられる結果となった。メーカーへの信頼から判断する限りでは、ブルーレイ陣営が主要規格になりそうだ。
ニュースリリース:購入したい次世代DVDメーカーブルーレイ陣営、HD DVD陣営に大差つける