マイクロソフトは、国内コンシューマ市場におけるパートナー企業向け戦略説明会「CONNECTED」を8月29日に開催。家庭におけるデジタルライフスタイルを変える最新テクノロジおよびデジタルコンテンツサービスパートナー企業との連携について説明を行った。
マイクロソフトは、インターネットを通じたサービスへのニーズの拡大に伴い、放送事業者、通信事業者、レーベル、コンテンツプロバイダーなど、業界を超えた新たなパートナー企業との連携拡大に向けた投資を行うことを明らかにし、「CONNECTED」基調講演において、パートナー企業である、イーブック・システムズ、テレビ東京(TX)、東京放送(TBS)、日本テレビ放送網(NTV)の取り組みを紹介した。4社はいずれも、Windows Vista Home Premiumおよび Windows Vista Ultimateに標準搭載されたWindows Media Centerの機能である「メディア オンライン」と連携するサービスを提供する。「メディア オンライン」は専用操作画面からリモコンを使って、簡単にストリーミングやビデオオンデマンドによる映像配信などを利用可能にするもの。
イーブック・システムズは、無料電子ブック図書館「Flib」で公開中の電子ブック(FlipBook)を「メディア オンライン」上で電子ブック図書館「Flib-MC」として12月末から新たにサービスを展開。テレビ東京は、テレビ東京の人気サイト「あにてれ」から厳選した3種類のリッチコンテンツをWindows Media Center向けに9月末から配信。東京放送は、横浜ベイスターズ主催の試合を配信する「ハマスタWAVE」、TBSの動画配信ポータルサイトの映像を提供する「DOUGA6.1ch」、TBS芸能ステーションが取材したニュースを提供する「DUNK(必撮!芸能動画ニュース配信「ダンク」)」 の3サービスをすでに7月31日から提供中。日本テレビ放送網は、パソコンでワンセグ視聴機能を利用しているユーザー向けに、日本テレビが提供する動画コンテンツに簡単にアクセスできる「ワンセグ・メディアセンター連携機能」を8月29日から提供する。
プレスリリース:「日本におけるデジタルライフスタイルの革新」に向けた取り組みを加速」