調査会社comScoreは、2007年6月の日本における携帯電話の利用状況を調査し、その結果を発表した。調査は15歳以上のユーザー3,100人を対象に行われ、携帯端末からのウェブサービス利用の内訳が明らかになった。
同社は調査結果から、5,360万人が携帯端末からインターネットにアクセスしており、PCからの利用者数5,370万人に肉薄していると試算。また、利用しているサービス内容は、「電子メール」が75%と最も多く、続いて「ニュース/情報」が52%、「検索/ナビゲーション」が51%、「ゲーム」が39%、「ブログ」が38%となった。
携帯でウェブを見ている時間はデスクトップPCと比較すると短く、1か月の平均利用時間は8.1時間。一方PCでの平均利用時間は18.9時間となっている。また、auとツーカー、およびウィルコムのユーザーの利用時間は、NTTドコモとソフトバンクモバイルのユーザーよりも長くなっている。
プレスリリース:"Mobile Phone Web Users Nearly Equal PC Based Internet Users in Japan"