米Microsoftは9月26日、「MSNビデオ」の最新版を公開し、同時に「MSN Times Ad」という広告商品を発表した。
マイクロソフトの動画配信サービス「MSN Video」は、テレビ局や通信社、各種コンテンツプロバイダーから提供される、ニュースや芸能情報、スポーツ、天気など、幅広いコンテンツを無料で配信するサービス。ユーザーは動画を視聴するだけでなく、好きな動画をプレイリストに登録して共有することができる。日本国内のユーザー数は339万人、ストリーミング数は3,000万以上におよぶ。
これまでマイクロソフトが提供していたビデオ広告は、バナーとCM動画を組み合わせたもので、CMは動画本編の再生前に挿入(プリロール)される。新しく導入される「MSN Times Ad」もプリロール広告のかたちでCMを挿入し、さらにユーザーがさまざまな動画を再生している間に3分おきにCMを表示する。これによって同社は、ユーザーはテレビのチャンネルを自由に変えるように、CMにわずらわされることなく、好きな動画を視聴できるとしている。