デジタルガレージは9月26日、世界最大のビジネス向けSNS「LinkedIn(リンクトイン)」を運営する米LinkedInと、日本でのLinkedIn事業の展開について協力することで基本合意したことを発表した。
LinkedInは、米国、イギリスなどでビジネスマン向けにサービスを展開。登録ユーザー数は2007年9月現在、全世界で1,400万人以上、日本でも約7万人に達している。LinkedInのユーザーは、ビジネスに関連する問題についてSNSを通じて意見を求めたり、専門家やコンサルタントに質問や相談することができる。また、そこから採用などのチャンスも生まれることがあるという。
今回の合意に基づいて、デジタルガレージは日本版LinkedInのサイトの仕様策定、日本市場における事業体制の構築について全面的に協力。慶應義塾大学総合政策学部の國領 二郎教授協力のもと、ビジネス・パーソンの育成を目的としたオープン・ネットワークの利用に関する研究会を発足する。また、デジタルガレージのアドバイザリーボードのメンバーに、LinkedInのリード・ホフマン会長兼社長が同日付で就任している。
プレスリリース:「デジタルガレージ、米LinkedIn社の日本展開支援で基本合意 世界最大のビジネス向けSNSが日本上陸へ 」