顧客との親和性を高め、関係性を深める「ルールベース・レコメンデーション」
情報をもとに「データベース・マーケティング」を行うにあたり、もはやWebサイトは重要な顧客接点の一つとなった。そのWebサイトを有効なツールとして活用するためには、顧客を知り、行動を知る「アクセスログ解析」が欠かせない。しかし、多くの企業ではサイトのコンテンツの最適化に使用するに留まり、積極的なマーケティング活動になかなか活かせないでいるという。その最たる理由が、ログ解析の難しさにあると安田氏は分析する。
そこで、ブレインパットでは、アクセスログ解析を容易にマーケティング活動に活かせるよう、これまで蓄積したデータマイニングと最適化のノウハウを集約させ、ITの専門知識がなくても誰もが自由に使えるASPとして商品化した。そのコアとなるソリューションは「データマイニング力」「最適化計算開発力」「Webシステム構築力」から成る。
既存サービスを利用するほか、独自に開発したアルゴリズムやシステムを連携させており、データ収集&発信する場としてWebサイトまで一気通貫で構築できるところが強みだ。なお、こうしたPDCAサイクルを、無料または廉価なアクセスログ解析ツールで行っている企業も増えてきたが、そこに「データマイニング分析サービス」と「レコメンデーションシステム Rtoaster」を絡めることで、いっそう効果的なPDCAサイクルを実現できるという。