Googleは10月5日、「Googleデスクトップ5.5」のβ版をリリースしたことを発表。サイドバーのさまざまな機能をブラッシュアップするとともに、デスクトップで利用していたガジェットが、iGoogleホームページでも利用可能になったことを明らかにした。
Googleが提供する多種多様な情報やサービスを、ユーザーが自由に組み合わせて利用できるよう、「Googleデスクトップ」と「iGoogle」というしくみを提供している。「Googleデスクトップ」は、パソコンのデスクトップにサイドバーを表示して、ウェブとパソコンの両方から情報を取り込んで表示したり、検索機能を利用することができる。一方の「iGoogle」はブラウザで閲覧できる自分用の情報ページをつくることができる。今回、Googleは、Googleデスクトップをバージョンアップすると同時に、ガジェットと呼ばれる小さなアプリケーションの新作を発表。デスクトップだけでなくiGoogleホームページでもガジェットが使えるようになった。
また、検索機能においては、Outlookの検索機能を強化したり、キーボードの「Ctrl」キーを2回押すと、「クイック検索ボックス」という検索窓がデスクトップ上に表示されるなど、さまざまな工夫がこらされている。
"iGoogle meets Desktop gadgets"(Inside Google Desktop)