集客が最も重要な要素
商品選びとサイト作成方法を説明してきましたが、一番重要なのは今回説明する集客です。いい商品を選んで、どんなにきれいなサイトを作ったとしても、サイトを見る人がいなければ売れません。最初にきれいなサイトを長時間かけてつくるよりも、とりあえずサイトをオープンさせて、集客をしながら少しずつサイトのデザインを変更していくほうがよいです。
商品選定やサイトのデザインと集客は、「卵が先か、鶏が先か」みたいな話に捉えられがちですが、集客のほうを先にやるべきです。なぜなら、集客ができていないと、自分のサイトのどこがよくて、どこが悪いのかを把握することができないからです。
「毎日10人見に来ているのに売れない」というような状態では母数が少なすぎて、サイトのどこが悪いのか把握しづらいです。一般的に100人訪れて1人買えばまあいいほうとされているネットショップにおいて、例えば毎日100人以下しか集客していない状態では、日によって変動が大きくなってしまい、コンバージョンレート(訪れた人のうち購入してくれた人の数)がどの程度なのかを調べることは難しくなります。
集客をして多くの人に見てもらうことで、単純にコンバージョンレートを見るだけでなく、サイトのどのページが特に見られていて、
- どこに掲載したどの商品が売れているのか
- トップページから入ってきた人は次にどこを見るのか
- 購入まで至っていない人はどこで脱落しているか
などのサイトの現状を詳細に把握することができるようになるというメリットもあります。
サイトのデザインがよくないと売れないという話をよく聞きますが、よほどひどくない限りは集客ができていればある程度は売れていきます。ですので、サイトのデザインに最初にこだわりすぎないようにしましょう。
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GoogleAnalyticsの使い方を説明すると長くなってしまって、それだけで記事がいくつも書けてしまいそうなのでここでは割愛しますが、検索すれば使い方を解説しているサイトがたくさん見つかりますので、そちらを参考にしてください。
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