「OpenSocial」は、あらゆるSNSサイトで利用できるオープンなAPI「OpenSocial API」を提供し、サードパーティのアプリケーションをSNSで利用可能にすることを目標としている。
OpenSocial APIは、Googleガジェットのアーキテクチャを基盤として開発されている。そのため、OpenSocialアプリケーションの開発は、Googleガジェットを作成し、APIによってSNSサイトとのデータの送受信を可能にする、といったかたちになるようだ。使用する言語は、標準JavaScript、HTML、XMLの3つ。また、OpenSocialアプリケーションではFlashを利用することができる。
現在、OpenSocial APIを使ったサンプルコードはApache 2.0ライセンスのもとに公開されており、あらゆるOpenSocial文書はクリエイティブ・コモンズのライセンスで公開するという。また、将来的にはユーザーのサイトでOpenSocialを動作させるコンポーネントを、オープンソースとして公開するプランもあるようだ。
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