アジア太平洋地域のTMT業界(Technology, Media, Telecommunications)における過去3年間の収益(売上高)成長率からなる成長企業500社ランキング「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」が発表された。
第6回となる今回、トップに立ったのは、太陽光発電システムを構築している中国のTrina Solar Limited で、売上高成長率 27,542%。2位は台湾で液晶TVのディスプレイ電力供給事業を展開するLogah Technology Corporationで成長率は12,381%、3位はオーストラリアのモバイルコミュニケーション企業Mobile Date Group Pty.Limitedで成長率は10,237%だった。
日本からは、6,512%の成長を遂げ、光ネットワーク用光部品の開発製造および販売を行っているファイベストが6位となり、2年ぶりの日本企業TOP10入りとなった。日本企業のランクインは昨年の52社から63社(上場44社・未上場19社)に増え、そのうち27社が昨年からの連続受賞。インターネット分野での日本企業のランクインは30社となり、過去最高となった。
「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」 を受賞した日本企業63社のうち、100位に入った主なインターネット関連企業と成長率は、45位「アウンコンサルティング」(1,007%)、64位「エンターモーション」(652%)、70位ミクシィ(610%)、80位「ゲームオン」(563%)、84位「ウェルネット」(535%)。また、109位「インタースペース」、123位「モバイルファクトリー」、125位「ディー・エヌ・エー」、145位「夢の街創造委員会」、197位「ドリコム」、200位「アドウェイズ」、247位「オプト」、383位「アイレップ」、447位「paperboy&co.」なども入賞している。
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プレスリリース:「テクノロジー企業成長率ランキング 第6回「アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」発表」