2007年に子どもたちが検索したキーワードを紹介する「人気のことばランキングトップ50」のトップ3は、1位「ゲーム」、2位「点字」、3位「リサイクル」となった。「ゲーム」が昨年に引き続いての1位獲得。2位の「点字」は、「点字ブロック」や「点字用ワープロ」などの関連キーワードも検索され、昨年の12位からのジャンプアップ。また、猛暑の影響か「地球温暖化」が4位に入っている。
子どもたちが勉強のためにインターネットを活用していることがわかるのが、歴史に関連したキーワード。5位「歴史」、12位「織田信長」、19位「戦争」、25位「豊臣秀吉」、43位「徳川家康」などがランクイン。また、「点字」「盲導犬」「ユニバーサルデザイン」「ボランティア」など、福祉関連の言葉も多く検索されている。
また、50位以下のキーワードでは、「選挙」や「内閣」といった政治に関連するものも多く登場し、参議院選挙の影響か「参議院」の方が「衆議院」より多く調べられるなど、子どもの間の関心の高さがうかがえる結果となった。
しかし、子どもたちは勉強ばかりしているわけではない。ニンテンドーDSの「マリオパーティ」が発売されたことから、「マリオ」が圏外から39位に急上昇。「ゼルダの伝説」も圏外からジャンプアップしている。また、人気ドラマ「花ざかりの君たちへ」は放送開始とともに検索回数が上昇したほか、「探偵学園Q」、「花より団子」などの学園ドラマに人気が集中。芸能人では、「探偵学園Q」に出演していた「山田涼介」、「花ざかりの君たちへ」に出演していた「生田斗真」が急上昇し、お笑い芸人では「小島よしお」が急上昇している。
【関連リンク】
Googleで今年最も検索された言葉は「Yahoo!」、著名人の3位には「初音ミク」
4割以上の子どもが有害サイトの被害に ヤフー「子どものインターネット利用に関するアンケート」
ネットスター、ネット犯罪から子どもを守る 複合カフェ業界向けフィルタリングサービスを開始
「検索ランキング至上主義によるSEO」が終わる日
電通、2008年の消費キーワードを「ネタ共振消費」と命名