米Appleは1月23日に「2008年株主総会招集通知」を同社サイトで公開し、2007年のジョブズCEOの年俸が1ドルであることを明らかにした。これはジョブズ氏が、1997年に同社に復帰してからの恒例で彼の年俸はずっと1ドル。とはいえ、彼の業績にふさわしいボーナスは支払われており、1999年に同社は航空機を与えている。また、2000年と2001年にストックオプションを付与しているが、2003年にジョブズ氏はいずれも行使せず、代わりに同社はジョブズ氏に500万株の制限付き株式を与えている。
ジョブズ氏がCEOとなってから同社の株価は上昇を続け、2003年3月の7.47ドルから2006年3月には約8倍の64.66ドルに、2007年10月には約3倍の189.95ドルとなり、同12月には上場以来はじめて200ドルをうわまわった。しかし、2008年1月22日に発表された2008年度第1四半期の業績が予想を下回ったことから、現在130ドル台を推移している。
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