発表された資料によると、米国における2007年第4四半期のインターネット広告費は、前年同期比28%増の73億ドル、2007年通期では前年比27%増の255億ドルで、順調に成長を続けている。
しかしレポートでは、Googleの米国インターネット広告市場でのシェアがこの2年ではじめて減少したことを指摘。Googleのシェアは、2007年第3四半期の23.7%から第4四半期に0.5%減少しており、IDCは第4四半期の米国内での売上の伸びが鈍化したことがその原因だったとしている。
MicrosoftとYahoo!の吸収合併が実現すれば、両社の2007年第4四半期のデータを合計したシェアは17%に達する。IDCはこれでもまだGoogleにはおよばないとしながらも、両社が独立路線を歩むよりはよい攻撃のチャンスを得ることができると分析している。
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