行動ターゲティングを超える?新たな広告手法
みなさんこんにちは。公私通した自称ネットビジネスウォッチャーの池永です。本連載では、「気になる会社のビジネスモデル」や「各社サービスのマネタイズ(儲けの仕組み)手法」「新たな技術が発表された際のニュース」などネット上での気になる話題をピックアップしていきたいと思います。個人的には、毎日気になることがたくさんあるので、週に1~2本くらいは記事をアップしていければと思います!
さて…今回はというと、海外SNSで有名なfacebookが昨年導入した新たな広告手法について触れてみたいと思います。
これまでの広告手法(主に広告主を募集してメディア等の媒体に配信するメディアレップ事業者が行ってきたもの)は、行動ターゲティング広告というものが主流となっており、インターネット通販大手「アマゾンドットコム」が実施している手法を例に挙げると、「○○を買った人はこんな商品も買っています」という上図のようなリコメンド(広告・提案)がいい例でしょう。
メディアレップ:インターネット上の広告代理店のこと。どのようなメディア媒体に自社広告を出稿すればいいのかわからない…といった企業にとってのアドバイザー的役割でもある。インターネットに詳しい企業であれば、メディアレップを通さず、直接掲載先であるメディア媒体をもつ企業と直接契約してしまうことが多い。いわゆる中抜きである。メディアレップの詳細はこちらの記事でも解説しています!
行動ターゲティング広告:広告業界では、BT(behavioral targeting)広告とも言われる。広告を閲覧するユーザーの趣味・嗜好をセグメント化し、それにマッチした内容の広告を表示・閲覧させる手法