シード・プランニングは本日、ブロードバンド映像配信のユーザー調査を実施し、調査結果をまとめた「ブロードバンド映像配信ビジネスの市場動向とユーザーニーズ調査」の販売を発表。調査期間は2006年7~9月、週1回ブロードバンドを利用している16歳~69歳のユーザー300人を調査対象とした。レポートの価格は99,750円。
今回のレポートは、ブロードバンドを利用する映像配信サービスである、IP放送、VOD、ダウンロードの利用意向を調査し、今後の課題と2010年までの普及予測を行ったものとしている。
また、本調査の主な結果は以下のようになった。
・有料ダウンロードサービスの利用意向
映像の有料ダウンロードサービスに対するユーザーの利用意向は、ブロードバンド利用者の50.4%となった。その中で「是非利用したい」と「いずれ利用したい」を合わせた利用意向は、25.4%。ダウンロードサービスに対する利用意向は、IP放送やVODサービスの利用意向を上回っている。同レポートでは「ダウンロード後にDVD等にコピーできるサービスが実現した場合、更に利用意向が高くなることが示された」と記述している。
・VODの複数TVでの視聴意向
VODサービスの視聴意向を持つ約6割が、2台目、3台目のTVでの視聴を潜在的に希望している。同レポートには「VODサービスの普及がかなり浸透していると考えられる2~3年後には、高画質の映像が2台目、3台目のTVで問題なく視聴できる環境の提供が必要になってくるだろう」と記されている。
尚、調査結果の詳細は下記プレスリリースを参照のこと。
プレスリリース:ブロードバンド映像配信(IP放送、VOD、DL)のユーザー調査を実施