店舗での配布物やFelica端末などから直接広告主のサイトへの誘導を図るのが、従来のリアル店舗アフィリエイトサービス。アドウェイズは、広告主サイトではなく、独自のモバイルポータルサイトへ誘導する新しいスタイルのサービスを開始した。
アドウェイズがオープンした「Uclip」は、「エリア情報」「楽しむ」「生活情報」「買う」「集まる」などのカテゴリー別に、利便性の高いコンテンツを無料で紹介するフルFlashのモバイルポータルサイト。今回提供するアフィリエイトシステムでは、店頭のポップに付与したQRコードなどから、ひとまず「Uclip」へユーザーを誘導。ユーザーを各店舗情報とひも付け、サイト内での行動履歴を継続的に取得し、モバイルアフィリエイトプログラムでの成果測定を行って、広告収益を継続的に店舗側とシェアする。アドウェイズは、これによって単発的な収益モデルではなく、ユーザーの送客量に応じて積み上げ型の収益モデルを構築することが可能となるとしている。
アドウェイズは4月1日からの本格的なサービス開始に先駆け、2月20日から3月31日までトライアルサービスを実施。開始時の店舗は携帯販売ショップ、飲食店、ガソリンスタンドなど50店舗で、トライアル期間内に100店舗まで拡大する予定。トライアル終了後は、本格的にサービスを拡大し、2008年度末にネットワーク店舗数2000店舗を目指す。
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