「Game developers Conference」でMicrosoftが発表した、新しいゲーム配布システムは、オンラインゲームコミュニティ「Xbox LIVE」を介して提供される。Xbox LiveはXbox 360本体をインターネットにつなぎ、プロフィールを登録して会員どうしでコミュニケーションを楽しんだり、新作ゲームのデモ版などをダウンロードできるサービス。
Xbox LIVEで公開可能なゲームの条件は、Microsoftが配布しているゲーム開発用ソフト「XNA Game Studio」を使って開発されていること、作者がXNA Creators Clubの会員であることの2つ。提出されたゲームはピア・レビューを経て、今春ベータテストを行い、2008年末には配布可能となる。
Microsoftは1000万人を超えるXbox LIVEユーザーのコミュニティから生み出されたゲームによって、Xboxのゲームライブラリは2倍にふくれあがり、2008年中に1000以上のゲームがプレイできるようになるとしている。
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