米調査会社comScoreは、「スーパーボウル」の試合中継時に宅配ピザのオンライン注文がどのような変化を見せたかを分析した。対象となったのは、米国の三大宅配ピザチェーン、ドミノ・ピザ、パパ・ジョン、ピザハット。
アメリカンフットボールのプロリーグNFLのレギュラーシーズンの前半戦である10月の平均では、日曜日のオンライン注文による売上シェアを見ると、1位「パパ・ジョン」(43%)、2位「ピザハット」(38%)、3位「ドミノ・ピザ」(20%)となっている。しかし、スーパーボウルが行われた日曜日(2月4日)、1位「パパ・ジョン」(35%)、2位「ピザ・ハット」(34%)、3位「ドミノ・ピザ」(31%)となり、シェアはほぼ横並び状態となっている。
この違いは、1件あたりの購入額ではなく、購入者数の変化によるもの。10月の平均的なデータと比較すると、スパーボウル中継時にオンラインでドミノ・ピザを購入した人の数は147%増加しており、パパ・ジョンは22%増、ピザ・ハットは2%増と大きく水をあけている。1件あたりの購入額を見ると、ドミノ・ピザは10月平均の24.57ドルから22.93ドルへ7%減となっており、逆にパパ・ジョンは22.57ドルから22.66ドルで横ばい、ピザ・ハットは21.85ドルから28.28ドルへ29%増となっている。
常勝軍団ペイトリオッツとの接戦でジャイアンツが大逆転、過去最高の視聴率を記録した今年のスーパーボウルは、テレビに釘付けとなった視聴者がほおばる宅配ピザでも熱い戦いとなったようだ。
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