Wall Street Journalほかニュースサイトの報道によると、comScoreが発表したレポートのなかで、「クリック・スルー・レート」(広告がクリックされた割合)の値が、2007年12月と2008年1月の比較では7%減少、前年同期比では0.3%マイナスとなっているという。CTRの前年同期比は毎月下がっているが、2008年1月はついにマイナスに転じた。
米国の景気後退がオンライン広告にも影響を及ぼすことが懸念されていた矢先、この発表に株式市場も反応しており、2月26日にGoogleの株価が下落している。
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