調査概要/調査結果サマリー
調査概要
調査対象:15歳~49歳のモバイルユーザー345人
男女比:男:173人、女:172人の割り付け
キャリア比:DoCoMo:51.3% EZweb:35.1% SoftBank:13.6%
年齢比:10代:19.1% 20代:29.3% 30代:34.8% 40代:16.8%
調査期間:2008年1月25日~2008年1月28日
調査方法:モバイルリサーチ調査機関 ネットエイジア株式会社
調査結果サマリー
- モバイル動画の利用経験は57.6%。前回調査より13ポイント上昇
- ワンセグの利用率は36.3%で、前回調査より約6ポイント上昇
- 約70%のユーザーがモバイル動画で「音楽」を視聴する
- モバイル動画を視聴するサイトは、「MyTubeモバイル」がもっとも多く、次いで「ニコニコ動画モバイル」
動画視聴は5割、ワンセグは3割が利用経験あり
Q1では、携帯電話を利用して動画を視聴したことがあるかどうかを尋ねた。その結果、半数を上回る57.6%のユーザーがモバイル動画を視聴していることがわかった(「頻繁に利用する」が13.3%、「たまに利用する/利用したことがある」が44.3%)。
2007年4月にWebマーケティングガイドが行った「モバイル動画に関する調査(上)」では、モバイル動画の利用率は44.0%となっており、約9ヵ月間の間にモバイル動画の利用率は13ポイント以上も高まっていることがわかった。また、「動画を知らない」と回答したユーザーも5.3%から2.6%へ減少しており、動画の認知率も高くなっていることがうかがえる。
Q2では、ワンセグの利用経験について尋ねたところ、36.3%のユーザーが利用している、もしくは利用したことがあると回答した(「頻繁に利用する」が9.3%、「たまに利用する/利用したことがある」が27.0%)。
ワンセグについても、前回の調査結果と比較すると、利用経験は30.0%から36.3%へと約6ポイント上昇しており、また「ワンセグを知らない」と回答したユーザーも5.2%から3.2%へと減少していることがわかる。
現状、ワンセグはモバイル動画と比べると利用率やその伸び率といった面で劣っているが、2008年は北京オリンピックが開催され、ワンセグでの視聴も可能になると考えられる。
また、日本との時差も1時間(※アテネオリンピックが開催されたギリシャと日本の時差は7時間(サマータイムは6時間)であった)と少ないことから、リアルタイムでの視聴を諦めきれないユーザーによって、ワンセグの利用が飛躍的に伸びる可能性もあるのではないかと考えられる。