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携帯にも「データ通信主体、音声通話はオプション」の時代が来る、日本通信が携帯IP電話サービスを今夏提供へ

 日本通信は、NTTドコモの3GネットワークによるMVNO事業に関し、レイヤー2による相互接続について既に基本合意と開発契約などを締結、来年度の提供開始に向けて準備を進めている。これと同時にレイヤー3による相互接続についても準備を進めており、日本通信が利用できるドコモの携帯電話通信設備により、携帯電話端末を用いて050番号を使用した携帯IP電話サービスを第2四半期にも提供する予定。

 「MVNO(仮想移動体通信事業者)」とは、携帯電話などの無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供する事業者のこと。今回の携帯IP電話サービスの発表にあたって、日本通信は、IP電話の利用が固定網にとどまっており、携帯を中心とした移動体通信には導入されていない状況についてプレスリリースの中で触れている。

 それによると、携帯電話通信設備を保有する事業者は、技術的に可能であるにも関わらず、携帯IP電話サービスを提供することで現在の回線交換方式の音声通話サービスによる売上収入を減少させることには消極的。しかし、3G携帯電話網の7.2Mbpsという高速性を活かしきるには、データ通信を主体、音声通話をオプションとして位置づける必要がある。日本通信は、携帯電話事業者の制約を超えて、技術的に可能となっている新たなサービスを提供する意欲を示している。

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2008/04/22 11:51 https://markezine.jp/article/detail/3425

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