ネットエイジアは、15歳~39歳のケータイユーザーを対象に「コーヒーの飲用と嗜好」についての調査を行い、435名の回答を得た。発表された資料によると、コーヒーを飲む頻度は、全体では「ほぼ毎日」が42.8%。男性の飲用頻度は女性にくらべて高く、「ほぼ毎日」と答えた女性が36.2%なのに対して、男性は49.5%。特に30代後半の男性では73.6%と高い比率となっている。
週1日以上コーヒーを飲む回答者に、普段よく飲むコーヒーのタイプをたずねたところ、男性では「缶コーヒー」、女性は「インスタントコーヒー」が最も多かった。また、カフェチェーン、ファストフードでコーヒーを飲むことが多い店については、男性では1位「マクドナルド」、2位「スターバックス」、3位「ドトール」。女性では1位「スターバックス」が、2位「マクドナルド」、3位「ドトール」となっている。
また、マクドナルドが味にこだわって2月に投入した「プレミアムローストコーヒー」を「飲んだことがある」人は全体の4割。味については、「おいしい」(33.3%)と「どちらかといえばおいしい」(38.5%)を合わせて、おいしいとの評価が7割に達してる。また、Sサイズ100円という低価格についても、「かなり良い」47.1%、「まあまあ良い」37.4%となり、8割以上の人が好評価をしていることがわかった。
「100円マック」などの低価格路線は維持しながら、コーヒーチェーン店に負けない新しいコーヒーを提供するというマクドナルドの戦略は、投入半年後で確実に評価を得ているようだ。
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