デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)は、スパイスボックスと共同で、オンライン・ヴァーチャルワールド「セカンドライフ」内で企業が行うビジネス活動を支援するサービスを開始することを、1月24日に発表した。
米リンデン・ラボが提供する「セカンドライフ」は、キャラクターを作って3Dの仮想世界の中を探検したり、ゲームをするといった楽しみを提供すると同時に、自分が作ったヴァーチャルグッズの販売や、ヴァーチャルな土地の売買を行うことができる。この仮想世界内のビジネス活動は、現金との交換が可能な仮想通貨で行われ、米国では1日の取引金額が100万ドルを越えるという。
日本でも、間もなく「セカンドライフ」の日本語版サービスが開始されることから、DACとスパイスボックスは、共同でセカンドライフ内の島にバーチャルオフィスを開設。同時に、セカンドライフに関する専門チームを編成し、2007年2月以降、セカンドライフでのビジネスコンサルティング、企業SIM(土地)の設計・構築、コミュニケーションプランの策定などのサービスを順次展開する。
プレスリリース:「DAC・スパイスボックス社共同にて仮想世界サービス「セカンドライフ」支援ビジネスを順次開始」(PDF)