モバイル・マーケティング・データ研究所(MMD研究所)は、アップデイトが2006年に設立した、モバイルに特化したマーケティングリサーチ機関。同研究所は、計6社、モバイル7サイトの協力を得て「携帯ゲームに関する利用動向調査」を実施。その調査結果を、1月29日に発表した。
本調査は、1月19日~22日に行われ、3,821人(男性:28.4%、女性:71.6%)から有効な回答を得た。調査結果のサマリは、以下のとおり。
・携帯ゲームは約95%が利用経験あり、70%以上が「好き」
・1日に1回は利用するユーザーが約45%、利用時間は10~30分が最多
・“空時間”が利用シーン、7割は自宅でも利用、生活と密着する携帯ゲーム
・公式サイトでの利用は87.6%に、1ヶ月以上利用するユーザーは56%超
・モバゲータウンがアプリ☆ゲットを抜いてゲームサイト利用度No.1
・人気は[パズル][RPG][シミュレーション]。MEGAアプリ・通信対戦は低迷?
具体的な質問に注目してみよう。「携帯ゲームを探すのによく利用するサイトは?」(複数回答可)という質問では、「モバゲータウン」が50.0%でトップ。続いて「アプリ☆ゲット」(39.9%)、「ゲー選」(5.5%)、「モバイルゲームチャンネル」(4.6%)となっている。
また、「今後、充実して欲しい携帯電話ゲームはどれですか?」(複数回答可)という質問では、「脳を鍛える系のパズルゲーム」が34.2%でトップ。続いて「ロールプレイングゲーム」(27.6%)、「落ちモノパズルゲーム」(26.5%)。今回の調査では、有効回答数の7割が女性であることもあってか、通信対戦型ゲームの人気がやや低迷しているようだ。
プレスリリース:「携帯ゲームに関する利用動向調査」