世界中から動画がアップされているYouTube。その膨大なビデオアーカイブは宝の山。しかし、検索で見たいビデオを見つけようと思っても、英語圏のユーザーはもちろん英語でタイトルやタグをつけている。日本語の検索キーワードでは、なかなか思うように検索できないのが実状だ。
YouTubeのこの意外な弱点を救ってくれるのが、スパイダーネットワークスが運営するYouTube日本語タグ化サイト「MOCO Video」。参加ユーザーがYouTubeのビデオに関連付けられている英語タグを、日本語タグとして登録することでマッチングを可能にするサービスを展開している。みんなで使って登録すれば、どんどん日本語で検索できるビデオが増えていくというしくみだ。
「MOCO Video」はオープンから2カ月で、早くも1日あたりの閲覧数が100万PVを突破。登録日本語タグ数も1月29日現在、10,412ワードと増えているが、「スーパーボウル」で検索してもヒットするのが1件だけなど、まだまだがんばりが必要だ。
今後は、ブログパーツやコミュニティ機能、さらに他の動画サイトの検索も可能になる予定。人力が頼りのこのサービス、さらなる盛り上がりを期待したい。
プレスリリース:「YouTubeを日本語で楽しむならまずここにアクセス。YouTube日本語タグ化サイト『MOCO Video』が、とうとう1日の閲覧数100万PV(ページビュー)を突破。」