M1・F1総研は、フリーペーパーの読者が情報に対してどんな意識・態度をもって接しているのかを調査し、分析結果を1月30日に発表した。
発表されたレポートによると、フリーペーパーを利用している人の割合は、M1層(20~34才の男性)では33.3%、F1層(20~34才の女性)では49.9%。フリーペーパーを評価するポイントとして、M1層は「移動中に手軽に読める」点を、F1層は「クーポンや地域に密着した情報を入手できる」点をあげている。
こうしたフリーペーパーの読者は、ほかのメディアに対しても積極的で、「世の中の出来事に関心が強い方だ」考える人の割合がM1・F1層全体よりも高くなっている。また、無料のフリーペーパーを愛読しているからといって、雑誌代をケチっているわけではなく、「必要な情報ならば、お金は惜しまない」と考える人の割合も高かった。
調査を行ったM1・F1総研は、電通とリクルートの合弁会社Media Shakersが運営しており、M1・F1 層の意識・実態を分析・研究し、マーケティング・コンサルティングまでを手がけている。
プレスリリース:「フリーペーパーの利用率、M1層は3分の1、F1 層は50%」 (PDF)