GMOインターネットグループでベンチャー企業向け支援事業を行うGMO Venture Partnersは、同グループでクリエイター向け・個人向けのインターネットサービスを運営するpaperboy&co.と共同で、「Second Life ビジネス・デザインコンテスト」を開催することを2月2日に発表した。
セカンドライフ内での、起業家・エンジニア・クリエイターの支援活動を目的として設立された「Second Lifeファンド」プロジェクトの第1弾として開催されるコンテストの賞金は、仮想通貨の「リンデンドル(L$)」で支払われる。リンデンドルは現実の通貨と交換可能で、2月2日付の為替レートでは、100リンデンドル=約0.37ドル=約44.68円となっている。 コンテストの開催概要は以下のとおり。
「Second Lifeビジネス・デザインコンテスト」
募集作品: 「ビジネスプラン部門」、「クリエイティブ部門」の2部門において募集
主催: GMO Venture Partners株式会社/株式会社paperboy&co.
応募資格: 個人・団体を問わず、「Second Life」の正規アカウントを持つユーザーであれば、どなたでも応募可能。
募集期間: 2007年2月14日(水)~2月28日(水)
実施場所: Second Life内「ペパボ島」
優秀賞: 大賞 150,000L$(各部門1名)、副賞 50,000L$(各部門2名)
コンテストの詳細: http://www.sl-fund.com/
コンテスト開催後は、セカンドライフ内での活動を前提とした新規性、独創性のあるアイディアにリンデンドルでの投資も視野に入れてプロジェクトを進行するという。
プレスリリース:「GMO Venture Partners、paperboy&co.2社共同で「Second Lifeファンド」プロジェクト立ち上げ」
【お詫びと訂正】
ニュース公開時、リード部分に「3Dバーチャルワールドに設立された投資ファンドがコンテストを開催する。仮想通貨で支払われる大賞賞金は15万リンデンドル(約670万円相当)!」との記述がありましたが、「約670万円相当」ではなく「約6万7千円相当」の誤りでした。読者ならびに関係者にご迷惑おかけいたしましたこと、お詫びして訂正いたします。(2007/2/9)