あなたのサイト、もしくはあなたの勤める企業のWebサイトにはいくらの価値があるだろうか? Webサイト売買・M&A総合仲介サイト「サイトレード」を運営する株式会社ゼスタスは、Webサイトの適正価格を査定する「WEBサイト適正価格査定サービス」を、3月1日から開始した。「WEBサイト適正価格査定サービス」の価格は、1サイト60万円(スタンダードプラン)。
Webサイトの出来は企業によって大きく異なる。優秀なWebサイトは、企業の広告や売上に大きく貢献しているのだ。「サイトレード」は、Webサイトの売買やM&A活動の支援を目的に、2006年10月に開設されたサイト。今回追加される「WEBサイト適正価格査定サービス」は、企業がM&Aを行う際に必要不可欠な「デューデリジェンス(企業査定)」と同じように、WEBサイト自体の適正価格の査定を行うものだ。従来、WEBサイトの売買においては、WEBサイトが資産として認められなかったり、本来の価値よりも低く評価査定される場合が多く、売り手と買い手の双方がともに満足できる希望価格で折り合いをつけるのが難しかった。
そこでゼスタスでは、Webサイトの売買価格設定に際し、客観的評価を下せるサービスを提供するため、Webサイトの売上やキャッシュフロー、会員数、アクセス数、システムといった各要素を、8つの項目に分類して分析評価を行い、サイトの適正価格を判断するプログラムを独自に開発。プログラム開発には、提携公認会計士のコンサルティングに基いている他、企業デューデリジェンスのモデルを一部用いている。
企業において、Webサイトは窓口であると同時に、資産でもあるという認識が徐々に広がっていくだろうか。