“動画広告元年”、“インターネットCM元年”になるのではとウワサされる年だけあり、会場は、広告業界関係者、メディア関係者で賑った。
3番目のセッションでは、「『インターネット動画新時代』~インターネット動画の米国最新動向~」と題し、ピーヴィー株式会社 代表取締役社長兼CEO 庄島氏が動画広告の近未来像を語った。
IT先進国であるアメリカでは、日本よりもさらに伸びが著しい様子で、このマーケットの成長性に対する期待値の高さが、セッションではうかがえた。
もともと、ネットマーケティングの分野は、SEM、アフィリエイトといった、いわゆるインターネットメディアの特性を生かした各手法が市場を牽引していた感がある。
そのなかで、映像×ネットを利用した試みも、昨年度から増えてはきているが、成功している事例は、まだまだ数が少ないのが実情。
今回のセミナーで語られたような、“動画広告”、“インターネットCM”といった、ある意味、旧来の広告手法をインターネットメディアに置き換えるやり方が、ネットマーケティング市場をさらに盛り上げる起爆剤となれるのか?
さらに激しく変化する広告業界。 今後も業界動向に注目をしていきたい。
イベント詳細:cci主催 「インターネット動画セミナー 2007」