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日本発の3D仮想空間サービス「スプリューム」、セカンドライフとの違いは?

 スプリュームは、個人や企業が参加できる3D仮想空間サービス「スプリューム」のα版サービスを3月1日に開始。3月20日に記者発表会を行い同サービスでのビジネスモデルなどについて発表した。

 「スプリューム」では、「HUB」と呼ばれるアバターによって、ユーザー同士がコミュニケーションやさまざまな体験を楽しむことができる。子会社のケー・エー・ジェーが特許を持つ「Connectable Reality」という技術コンセプトによって、ネット上の仮想空間でさまざまなコンテンツやサービスを展開する。3月21日現在、アクセス数殺到のため、HUBの登録が一時停止されている。その間に同社の技術を体験してみたい人は、「スプリューム」で利用するブラウザ「CRbrowser」をインストールして、同社の「オフィス紹介」を見てみるのもいいかもしれない。加工されたオフィスの実写映像の中を、小さな3Dキャラクタが案内してくれる。

「スプリューム」の解説ページ。仮想空間の雰囲気はセカンドライフとかなり違うようだ。
 

 「スプリューム」には、米リンデン・ラボが運営する「セカンドライフ」のように、現実の通貨と交換可能な仮想通貨は存在しない。また、「スプリューム」に企業が進出する場合は無償となり、同社は3D環境の構築などでビジネスを展開するという。

 スプリュームの梶塚千春 代表取締役は1962年生まれ。東京大学工学部卒業後、CGプロダクションを経て、1992年にケー・エー・ジェーを、2005年にスプリュームを設立。3D仮想空間「スプリューム」は、BtoCだけでなくBtoBを前提として2005年から開発をスタートしている。

参考:
スプリューム「会社概要(オフィス案内)」(閲覧に必要なCRbrowserのダウンロードは下記リンクより)
「CRbrowserについて」 (Connectable Reality)

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2008/09/12 17:53 https://markezine.jp/article/detail/931

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