SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

実戦!Google Analytics徹底活用講座

第2回 導入したら毎日チェック!4つの項目

前回は、Google Analyticsの導入方法について解説しました。今回は、多数ある解析項目の中から「どの項目をチェックすべきか」ということについて解説していきます。「見るところが多すぎてわからない!」、「単語の意味がわからない!」という方も、もう安心!参考になること間違いナシ!

アクセス解析は、Webサイトの健康診断

 実際にWebマスターをされている方ならご存知だと思いますが、どこかに広告を出したりなど、運営者側から積極的に宣伝活動をしない限り、連日のアクセス数が急激に上下することはほとんどありません。だから、突発的にアクセス数が上がったり下がったりしているときは、多くの場合、自分の知らないどこかで何かが起きているということになります。

 たとえば、私の知人が運営するECサイトで「ある日、急激に注文が増えた」ということありました。アクセス解析結果を見てみたところ、とあるブログ経由のアクセスが急激に伸びていたのです。調べてみたら、そのブログは某有名ブログで、商品の購入レポートをしてくれていたのだとか。素晴らしいですね。ちなみに、弊社サイト「御苑塾」も、本連載の第1回の原稿を公開後、いきなりアクセスが伸びました(笑)。感謝!

 さて、気をつけなければならないのは、アクセス数が上がったからといっていいことばかりではないことです。たとえば、どこか有名なサイトで悪評とともに自社サイトへのリンクが貼ってあったとしたら、もちろんアクセスは急激に伸びます。ただ、それが何らかの購入などに結びつくことはないでしょう。それがもし根も葉もない誹謗中傷であったとしたら、削除依頼をするなどして対処しなければなりません。

 そういったWebサイトの「健康状態」をGoogle Analyticsを使って調べるわけです。第1回でも触れましたが、私は個人的に、Webマスターは毎日アクセス解析をチェックすべきだと思っています。

 とはいえ、Google Analyticsの解析項目は非常に多いので、全部を見るのは大変ですし、また、その必要もありません。では、具体的にはどの項目を見ればいいのか。次のページから、実際の画面を用いて、毎日チェックしておきたい項目を解説していきます。

 Google Analyticsはページの左に並んでいるメニューから見たい解析項目を選択すると、右側に内容が表示されるというレイアウト構成になっています。解析結果の多くはグラフ表示もされるので視覚的にわかりやすくなっており、とてもステキです。では早速、「御苑塾」の実際のアクセス解析結果を用いて、できれば毎日見ておきたい解析結果を紹介していきます。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
「参照ソース」でどこから来ているかを調べる

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
実戦!Google Analytics徹底活用講座連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

伊草 淳(イグサ ジュン)

1979年神奈川県生まれ。成城大学経済学部卒。雑誌編集者、Webディレクターを経て、現在は不動産デベロッパーに勤務。不動産管理業務と併せ、自社サイトの制作および運用を担当。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2006/08/03 15:00 https://markezine.jp/article/detail/95

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング