1936年の創刊とともに、戦争や数々の事件を写真というメディアを通して全世界に伝えてきた雑誌「LIFE」は、写真をメインに紙面をつくる写真雑誌として一世を風靡したものの、全盛期を過ぎてからは苦しい経営を余儀なくされていた。2004年から、新聞の付録として再出発していたが、3月26日、ついに廃刊が発表された。
廃刊と同時に、出版元のTime社は、これまで公開されてこなかった作品を含む1000万点規模のオンライン写真アーカイブを準備していることも発表。マーガレット・バーク=ホワイト、アルフレッド・アイゼンシュテットなどの著名写真家の作品も含まれるこのアーカイブの写真は、個人利用の場合は無料となるようだ。この英断に、ブロガーから歓迎の声があがっている。
プレスリリース:"Time Inc. to Close LIFE Magazine Newspaper Supplement"