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驚異のオープンソース広告配信システム「Openads」最新版、いよいよリリース近づく!

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2007/05/08 00:00

 フラッシュ、動画、テキストなど、どんなフォーマットも自由自在に配信設定できる高機能アドサーバー「Openads」の最新版のリリースが近づいてきた。「フリーの広告配信システムってどんなの?」という人も、一見の価値ありのスグレモノのサーバーについて簡単に紹介しよう。

 フリーの広告配信システム「Openads」は、もともと「phpAdsNew」「phpPgAds」「Max Media Manager」という3つの開発プロジェクトがひとつになって生まれたシステム。GPLライセンスで公開され、無料で利用できる高機能なアドサーバーとして、世界的に注目を集めている。現在は、インストールが簡単な普及版の「Openads 2.0」と、開発者向けに公開されている「Openads 2.3 development release」の2つのバージョンが配布されている。

 2つのバージョンを1日あたりの広告配信数で比較すると、普及版の「Openads 2.0」は100万以上、開発者向けの「Openads 2.3 development release」3,000万以上に対応。バナー、ボタン、ポップアップ、テキスト広告など、さまざまな種類・サイズの広告の配信やトラッキングを行うことができる。ただし、コンバージョントラッキングは開発者向けのバージョンでのみ可能となっている(以下、掲載画面はすべて、Openadsのデモ版の画面)。

広告在庫を管理する「Inventory」の画面。
広告主とキャンペーンのリストから、配信データを確認することができる。

 バナー配信については、キーワード、IPアドレス、ドメイン、曜日、時刻、言語、ブラウザなど幅広いパラメータを自由に組み合わせて設定することができる。現在のところ、中国語(gb2312)、オランダ語、英語、フランス語、ヘブライ語、イタリア語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語(cp1251、koi8r)、スペイン語に対応しているが、残念ながら日本語には未対応のようだ。また、MaxMindの協力を得て実現したGeotargeting機能によって、サイト来訪者の国を識別し、その国の言語に適した広告表示に切り替えることもできる。

バナーの設定ページ。画像やコード、配信オプションなど、さまざまな設定を一括管理することができる。

 もちろん詳細な統計データの表示や広告主へのレポート作成機能も充実しており、データはExcelファイルとしてエクスポートすることができる。また、開発者向けバージョンでは、ログインシステムも完備されているので、統計データへのアクセスを管理することができる。

詳細な統計データはグラフ表示も可能。

 Openadsの対応OSはLinux、BSD、MacOS X、Windowsで、ApacheやMicrosoft IISといったウェブサーバーの上で動作する。利用時には、PHPおよびデータベースとしてMySQLかPostgreSQLをインストールする必要がある。

 Openadsの公式ブログによると、現在開発中の最新版は正式リリース前の最後の調整に入っており、あと2~3週間のうちにバージョン2.3としてリリースされる予定。最新版はさらに配信機能が高速化し、1秒間あたりの広告配信は100から一気に1,000までパワーアップ、1カ月あたり1億以上の広告配信に耐えるシステムに仕上がっているという。

「Openads」公式ページ
"Openads is getting faster…"(Openads公式ブログ)
参考記事:「オープンソース広告配信システムの決定版「OpenAds」」(MOONGIFT)

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