アップルは今年4月の「iOS 4」発表時に、モバイル広告プラットフォーム「iAd」を発表。7月から米国で運用を開始した。「iAd」は、アプリ広告をクリックしても、アプリから離脱することなく利用できる点が特徴。ユーザーは、ビデオを見たりゲームをしながら、広告内の商品購入、アプリケーションのダウンロード、iTunesのコンテンツ購入が可能になる。
電通は「iAd」の日本における広告販売と広告制作を担当し、アップルはiPhoneとiPod touchのユーザーに向けた「iAd」の配信業務を行う。また、電通子会社のサイバー・コミュニケーションズ(cci)は、広告制作進行とメディアプランニングを含む、日本におけるワンストップサービスを提供する。
また、iAdネットワークに参加するアプリ開発者は、広告をアプリに取り入れ、iAdネットワーク収入の60%をiTunes Connectを経由して受け取ることができる。
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