「booklook」は、書籍の中から参考になった箇所や、論文などで引用したい箇所を投稿して共有する無料のソーシャルアプリ。今回追加されたのは「本でつながる」ことを促す機能。書籍を検索すると、それぞれの本の読者の「顔」を見ることができる。表示されるのは、Facebookに登録した利用者のプロフィール写真で、利用者の友人が優先的に表示される。また、検索した利用者が持っている書籍であるかどうかも一目でわかるようになっている。
「booklook」を運営する小山内株式会社とネットリーチは、米国向けに英語ページを公開し、書籍検索にはAmazonの米国向けデータベースを利用している。また、booklookでは、利用者のFacebookでの言語設定を読み取って、日本語と英語が自動的に切り替えてくれるほか、異なる言語を持つ利用者が投稿された内容を理解できるように、Google翻訳を利用している。
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