ヤフーが8年にわたって提供してきた「Yahoo!コミック」が、電子書籍サービス「Yahoo!ブックストア」として生まれ変わった。今後は国内大手出版社などから提供される小説・実用書・写真集・雑誌・絵本など幅広いジャンルのコンテンツを提供する。
「Yahoo!ブックストア」では、電子書籍のフォーマット「EPUB」を本格的に導入。配信形式には閲覧期間が決められている「ストリーミング型」のほかに、「ダウンロード型」も加わり、一度購入した商品は基本的に無期限で閲覧ができるようになる。サービス開始時の対応OSはWindowsのみ。Android、Mac OS、iOSについては順次対応する。価格帯は単品販売が約300円から、月額セット販売が約500円から。
【関連記事】
・タテ書きにも対応、電子書籍の仕様「EPUB 3」公開
・アマゾン、日本で電子書籍サービス開始との報道
・紀伊國屋書店、「電子書籍コーナー」を主要4店舗に拡大
・ANA、全客室乗務員にiPadを配布、乗務員マニュアルを電子化
・電子書籍市場、9割がケータイ向け