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Twitterでいきなりコミュニケーションをとろうとするのは、満員の東京ドームで手をあげて注目を集めようとしているようなもの【企業のTwitter活用まとめ】

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2012/03/30 16:00

 昨年10月に「プロモ商品」と呼ばれる3つの広告商品の提供を開始したTwitter Japan。この半年間で実施されたプロモーション事例を含め、プロモ商品を活用したマーケティング戦略の立案手法とTwitterの今後の方向性について、3月22日に報道陣向けの説明会が開催された。

Twitterの3つのプロモ商品

Twitter Japan社 営業戦略統括 葉村 真樹氏
Twitter Japan
営業戦略統括 葉村 真樹氏

 まずはじめにプロモ商品のおさらいをしよう。「プロモ商品はバナーのような純広告ではなく、ユーザーのエンゲージメントを高めるためにいろんな工夫がなされた商品です」と語るのは、Twitter Japan 営業戦略統括 葉村 真樹氏。

 何億もあるアカウントの中で、企業がTwitterを使っていきなりユーザーとコミュニケーションをとろうとするのは、満員の東京ドームで手をあげて注目を集めようとしているようなものだという。「そうではなく、きちんとお金を払っていただくことでリーチを高め、マーケティング活動を容易にしてもらおうとしたのがプロモ商品です」(葉村氏)。

 Twitterのプロモ商品には、以下の3つがある。それぞれの特徴を見ていこう。

1. プロモアカウント

 フォロワーを獲得するためにいろんな媒体を使って誘引し、「Twitterでフォローしてくれたら○○をプレゼント!」といったキャンペーンを実施している企業は多い。しかし、そうして獲得したフォロワーはプレゼント欲しさでフォローしてくれているだけであり、質の良いフォロワーを集めることは難しい。「プロモアカウント」はそのような悩みを抱えた企業に有効だ。

 プロモアカウントは、自分のアカウント情報の下に表示される「おすすめユーザー」の一番上に表示される。すでに多くのフォロワーがいる場合は、キーワードを指定することによって、「自分のフォロワーと似たようなフォローの形をしているにもかかわらず、まだフォローしてくれていないユーザー」にターゲティングして表示させることもできる。

 プロモアカウントはインプレッション課金ではなく、アカウント名の横にある「フォローする」をクリックされてフォローが発生した時に課金される。最低入札価格は40円。競合が発生した場合にはオークション型となる。現状、フォロワー獲得単価は平均して約80100円で推移しているという。「従来のフォロワー獲得に関するコストは350400円だと聞いているので、それに比べると相当安くなっているはずです。また、プロモアカウントはおすすめアカウントの中から興味があればフォローしてもらうという形なので、純粋にその情報が欲しいと思った質の良いユーザーを集めることができます」と葉村氏は語った。


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著者プロフィール

  • 野本 纏花(ノモト マドカ)

    1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&a...

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