SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

タブレット利用が進む米国、ユーザーはPCより「スマホ」に近いと認識、さらに未来への期待も【電通総研調査】

 現在、日米ともにスマートフォンが急速に普及しているが、米国ではタブレット端末が着実に浸透している。今年1月には 18 歳以上人口の 19%にタブレット端末が普及し、利用者は先端層から一般層へと広がりをみせている。

 この違いはどこからくるのだろうか。まず、タブレット端末の利用イメージについてたずねたところ、日本では「パソコンに近い」と考える人が51%なのに対し、米国では「スマートフォンに近い」と考える人のほうが57%と多くなっている。

タブレット端末はスマートフォンとパソコンのどちらに近いか(日米比較)
タブレット端末はスマートフォンとパソコンのどちらに近いか(日米比較)

 米国では、タブレットを使って、日常的に数多くのメディアやコンテンツの利用が行われているのに対し、日本ではソーシャルメディアや動画共有サービスなどを除くと、毎日のサービス利用は多くない。特に、電子書籍の利用では、米国(35%)と日本(6%)で大きな差がついている。

タブレット端末上の日常的なメディア利用(日米比較)
タブレット端末上の日常的なメディア利用(日米比較)

 また、テレビ番組の感想をソーシャルメディアに書き込む際に、米国のタブレット保有者の 36%がタブレット端末を利用しており、スマートフォンで書き込む人(24%)よりも多い。米国ではタブレット端末が、家庭のリビングでテレビとソーシャルメディアをつなぐものとして利用され始めていると電通総研は分析している。

 また、電子書籍の利用状況については、日米ともにタブレットとスマートフォン両方を保有する人の間で「読む」と回答した人の割合が最も多くなった。特に米国ではタブレットを保有する人の間で 70~80%の人が電子書籍を読んでいる。

電子書籍を読む(日米比較)
電子書籍を読む(日米比較)

 また、米国では「タブレットの利用がこれからの社会の主流だと思う」という未来への期待が、日本と比べて特に大きい。このように、端末に対する意識の違いが大きな違いを生んでいるようだ。

【調査概要】
日米タブレット受容比較調査
・調査時期:2012年2月1日~13日(日本)
 2012 年2月8~20日(米国)
・調査地域:日本(東京都全域) 米国(ニューヨーク州全域)
・調査方法:インターネット調査パネルを利用したウェブ調査
・調査対象者およびサンプル数:20 代以上男女(詳細は以下の通り)
今回の調査では、日米比較にとどまらず、両国それぞれのユーザーによるデジタルメディア機器の組み合わせ利用の状況を幅広く分析している。

【関連記事】
新しいiPadは、ディスプレイの美しさが違う
ヤフーがiPad向け新トップページ公開
NHKオンデマンド、iPhoneやiPadでの視聴が可能に
ANA、全客室乗務員にiPadを配布
電子書籍リーダー所有者の6割が女性【米ニールセン調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/04/02 13:49 https://markezine.jp/article/detail/15452

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング