アイレップとスパイアが行った調査によると、iPhoneやAndroid搭載スマートフォンでは、「乗り換え案内」「カレンダー」と外出先で役立つサービスのほか、「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」の利用も多い。また、ノートPCやデスクトップPCでは、「ショッピング」「オークション」「インターネットバンキング」などの利用が多く、金銭のやり取りが発生するWebサイトで多く使われている。
各デバイスユーザーの特徴を見ると、iPhoneでは「ファッション雑貨」、iPad、iPad2では「電子書籍」の購入が多くデバイスの使用用途が見える結果となった。年間の消費金額はAndroidタブレットが最も高く、iPad、iPad2が続いている。iPhone、Androidスマートフォン、デスクトップPC、ノートPCによるネットショッピングの年間消費金額はほぼ同額となっている。
今後の各デバイスでの購入頻度は「変わらない」という回答が圧倒的に多く、iPhoneやAndroid搭載スマートフォンなど、PC以外の購入方法が多様化しているものの、消費の総額は変わらないため、購入に使用するデバイスが分散されていることが想定される結果となった。
【調査概要】
調査対象 : スパイアが運営するターゲットリサーチパネル
調査手法 : インターネットリサーチ
調査企画・実施 : 株式会社スパイア
調査協力 : 株式会社アイレップ
サンプル数 : 2,326サンプル(複数デバイス所有による重複あり)
調査期間 : 2012年2月13日~2月14日 (2日間)