ビービットは10日、台湾現地法人「微拓股份有限公司」を設立し、上海・北京・台北などの中華圏におけるデジタルマーケティング支援サービスを開始した。台北を拠点に、中華圏の主要都市でコンサルティングサービスを提供し、台湾人・日本人コンサルタントにより、中国語・英語・日本語の3か国語に対応する。
上海・北京・台北などの中華圏でデジタルマーケティングを行う企業は、中国におけるインターネットへのアクセス制限、またこれに伴うアクセスデータの欠損により、ネットユーザーのニーズ把握が難しいという課題を抱えている。
ビービットは、実際のユーザーがウェブを利用するようすを観察し、ユーザーニーズや深層心理を分析する手法が、中華圏ユーザーの考え方や行動様式を踏まえたデジタルコミュニケーション策定に有効であるとして活用。ウェブサイトを中心とするデジタル領域のコミュニケーションを設計し、企業における成果創出を支援する。
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