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オウンドメディア運営チームは組織横断的に! 責任者の「中の人」は月1本、自分でコンテンツを「書こう」

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2012/10/15 08:00

 トリプルメディア戦略の要として注目を浴びるオウンドメディア。Web制作のプロフェッショナル・ロフトワークで、早くからオウンドメディア運営を手がける山口謙之介さんがそのノウハウを公開します。第4回のテーマは、オウンドメディア運営にかかわる「人」と「役割」についてです。

 オウンドメディアの大義を明確にし、運用戦略をしっかり設計したとしても、最初から思ったような成果が出ることは稀です。重要なのは長く続けること。そのためには、社内外のメンバーを集めたチームを作ることが重要です。

 最終回となる今回は、運営する「人」と「チーム」について考えていきます。

兼業でも片手間でもOK チームでオウンドメディアを育てる意識を持つ

 例えば料理店の運営を、仕入れから調理、集客、接客、片付けまですべて1人で行うのは非常に大変です。オウンドメディアの運営も同じです。

 企画を考え、原稿を書き、画像を作り、TwitterやFacebookで告知し、効果を分析し、改善する。という一連の工程を1人でやっていくのは難しい。よほどの人でない限り、なかなか成長を実感するまでには至らないはずです。しかし、直接利益に結びつきにくいオウンドメディア運営は、他業務と兼務、もしくは1~2名の少数で担当されることが多いと思います。

 そこでオススメしたいのが、営業や広報や、商品企画担当など、組織横断的に人材を集め、得意分野を生かして、「委員会」方式でオウンドメディアチームに参加してもらう方法です。集まったメンバーを交えて、月に1回程度、編集会議を行います。

 主なアジェンダは、以下のとおりです。

話題(ネタ)の共有

  • 最近あった面白かったこと
  • 入手した知識の共有

成果や指標の確認

  • どのようなコンテンツがよく見られたか
  • 目標に対してどの程度の成果が出ているのか

 担当者から情報を集めて確認します。このとき、重々しい議事をワープロソフトでつくるのではなく、Google Spredsheetなど、オンラインで閲覧・共有が簡単にできるものをお勧めします。

次のアクションの共有

  • スケジュールの共有
  • コンテンツ作成状況の共有

 コンテンツ化が確実なもの、現在内容を詰めているもの、まだふわっとしたものと3パターン程度の軸があると望ましいです。

 チームのメンバー全員に定常的に参加してもらうことが難しくても、月に1本のコンテンツを提供してもらったり、会議への同席をお願いするだけでも違います。また、広く理解のある上司をチームに入れられると、承認が必要な様々な場面でスピード感を出すことができます。

 複数人でチームを作り役割を分散することで、1人に集中する負荷を分散し、よりよいアウトプットへと繋げていきます。

例:筆者が運営するloftwork.jpのチーム運営体制。部署を横断して様々なスタッフが関わっている
ポイント
  • オウンドメディアは個人ではなくチームで運営
  • チームには異なる部門から横断的にメンバーを募る
  • 兼業でも片手間でも、知識を持ち寄る

ここに注意!!

 チームを組成する場合、お互いの役割分担を明確にしておかないと、責任が分散し結果として「これ誰がやるんだっけ?」状態に陥ります。


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著者プロフィール

  • 山口 謙之介(ヤマグチ ケンノスケ)

    株式会社ロフトワーク オウンドメディア推進チーム loftwork.jp Webマスター 大学卒業後、教材の営業を担当。2004年12月ロフトワークに入社し、クリエイティブ・ディレクターとしてCMSを用いたサイトの構築から、新技術を用いたWeb関連アプリケーションの開発のディレクションなど幅広いプロジェクトを担当。2007年10月よりマーケティングを担当し、現在はloftwork.jp全般の管理を行う。

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