ディレクタスが行った「メールマガジン購読実態調査」によると、メールマガジン読者の53.8%が、読まなくなった/読みたくないメールマガジンを手動で「ゴミ箱」フォルダに移動している。企業側が配信対象者として捉えている母数には、事実上のオプトアウトと同様の無反応者が多数含まれていることが予測される。
また、読まない理由は「受信本数が多すぎる」が43.1%で1位となっており、「内容が面白くない」「自分が欲しい情報が送られてこない」が続いている。
ディレクタスはこの調査結果から、すでに必要ないと考えているメールを配信し続けている場合、ブランドイメージを損なう結果につながりかねないこと、本来オプトアウトされるべき読者が“堆積”することにより、開封率やクリック率などの指標を見誤っている可能性もあると指摘している。
【 調査概要 】
調査期間:2012 年10 月31 日(水)~2012 年11 月7 日(水)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
回答者数は各年代(20 歳以上)によって均等になるように割付を行った
集計対象母数:328 件 内訳(男性:163 件 女性:165 件)