海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「ブログタイムズBLOG」からの厳選記事を紹介するこの連載。子どもちがTears for Fearsの名曲"Mad World"を歌い上げながら、1人ずつ去っていく。ただそれだけの映像ですが、観客たちの表情がすべてを物語るメッセージビデオの傑作です。毎週水曜日更新。
- 時期:2012年11月
- 国名:ドイツ
- ブランド:International Children’s Fund
- 業種:慈善団体
子どもたちが一人ずつ去っていく、その理由は?
世界各国の恵まれない子供たちを支援する団体「International Children’s Fund」による、11月20日「世界こどもの日(Universal Children’s Day)」に絡めたアンビエントプロモーション。
現在世界中で飢餓や栄養失調、ワクチンの欠乏などさまざまな理由により、“3秒に1人のスピードで子供が死亡している”という悲しい事実を市民に訴え、寄付を募ることがねらいです。
施策として、ドイツの合唱団「Wuppertaler Kurrende」が市民向けにコーラスを開催しました。
美しい歌声を披露してくれますが、時間が経過するごとに子どもたちは1人ずつ退席していきます。退場する時間間隔は「3秒に1人」。
“3秒に1人のスピードで子供が死亡している”という事実を、コーラスの最中にまさに目に見える形で表現するという企画。
最後には、唯一残った少年がもはやコーラスではなく独唱となり、「Mad world」(おかしな世界)と歌いあげた後で、「世界では3秒に1人のスピードで僕たちのような子供が亡くなっています。あなたの寄付がそんな子供たちを救います。サイトにアクセスして寄付をお願いします」と訴え、会場に来ていた市民に当企画のネタバラシを行い、フィナーレをむかえます。
International Children’s Fundへの寄付は同団体のサイトから行うか、iTunesで今回のコーラスで歌われていた曲(Mad World)を購入することで参加できるそうです。
「サプライズ」・「意外性」という要素をたくみに活かした、市民の琴線を強く揺さぶるPR企画。
ターゲットにメッセージを腹落ちさせてアクションまで起させるためには、時には言葉以上に表現方法が重要であることを改めて認識させてくれるケースでした。
動画はコチラ
参考サイト
先週の紹介キャンペーン
記事転載元:ブログタイムズBLOG
この記事は参考になりましたか?
- 「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン連載記事一覧
- この記事の著者
-
山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))
●About / PR TIMES Inc
・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営
・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営
・WEBクリッピングサービスの提供●About / Vector Group
コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
