開封者の約50%がスマホで開封
ディレクタスでは、セレゴ・ジャパンと共同でセレゴ・ジャパンの運営するPC・スマホなどマルチデバイスでの英語学習スタイルを普及し、様々な大手企業でも公式英語学習システムとして採用されるクラウド型英語学習サービス「iKnow!」のユーザーに対し、PC向けHTMLメールの受信環境調査を実施しました。
調査の背景
「iKnow!」ではスマホからのアクセスが急激に伸びています。iOS/Androidのアプリを提供するなどスマホユーザーの利用促進に取り組む中で、メールについてはスマホ向けの対応を本格的に検討している状況でした。
そこでスマホのメール対応方針について、既存のメール会員に対して配信しているPC向けのHTMLメールについて、どの端末でメールを開封しているのかを調査しました。実施概要は下記のとおりです。
- 調査時期:2012年11月
- 調査方法:セレゴ・ジャパンが配信したPC向けのHTMLメールにおいて、<img>タグのユーザーエージェントで判別
【検証結果1】開封者の50.3%がスマホで開封
検証の結果、開封者の50.3%ものユーザーがスマホでメールを開封していることが明らかになりました。特にiPhoneのユーザーが35%と3分の1以上を占めている点も特徴的です。
セレゴ・ジャパン マーケティング・ディレクターの鈴木 知行氏は、「サイトのアクセス状況と比較してもメールは突出してスマホ率が高い結果。これからのメールのコミュニケーションは『スマホファースト』になると実感できる数値でした」とコメント。
今後のEメールマーケティングに関して新たな方針決断を促す、インパクトある調査結果となりました。
【調査結果2】AndroidユーザーよりiPhoneユーザーの方が開封スピードが速い
開封端末別に開封までの経過時間を見てみると、スマホユーザーの開封タイミングはPCと比較して速いことがわかりました。また、AndroidユーザーよりもiPhoneユーザーの方が開封スピードが速い結果となっています。
これには、以下二つの可能性があるのではないかと考えます。
- iPhoneのUIが優れているから
- iPhoneユーザーの特徴(リテラシーの違い)
今後は、セレゴ・ジャパンでもiPhoneユーザーの開封の早さを活かしたフラッシュマーケティングなど、施策を考えていきたいと語っていました。
セレゴ・ジャパン「iKnow!ユーザーのデバイス別利用動向調査」 2012年11月