今回で6回目となる「Google I/O」では、AndroidとChromeというふたつのプラットフォームを中心に、Googleの新たな取り組みが発表された。
「Google Play Music All Access」は、1か月9.99ドルの定額料金を支払うと、何百万もの楽曲が聴き放題となる定額制音楽配信サービス。好きなアーティストの音楽を聞いたり、専門家がおすすめする音楽を楽しめるほか、お気に入りの曲をGoogle+で共有することもできる。2万曲までクラウド上に保存可能となっており、PCやモバイル端末がアクセスすることができる。最初の1か月は無料。6月30日までに利用を開始した人は7.99ドルで利用できる。
また、SNS「Google+」では、画面を最大3つまでのカラムに分割することが可能となった。それぞれの投稿は、Pinterestに見られるような小さなカードとして表示され、3カラムぶち抜きで表示すると、写真や動画を大きく表示することができる。また、ひとつひとつのカードは単に投稿を表示するだけでなく、表示内容を切り替える機能が与えられており、クリックすると裏返ったりする動きも楽しい。
ブラウザ「Chrome」では、モバイル端末のために、スピード、シンプルさ、セキュリティを改善。また、次世代のビデオコーデック「VP9」のデモンストレーションも行われた。
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