SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

次世代広告コミュニケーションの秘訣

目ざわりな広告を、有益なコンテンツへ。その期待が寄せられる「ネイティブ広告」とは何か?


 この連載では、第1~3回目にわたって「ブランデッド・コンテンツ」について、概念から作り方まで説明してきました。今回からは、次世代コミュニケーションの新たなキーワードの一つ「ネイティブ広告」について、田中善一郎氏に解説していただきます。(バックナンバーはこちら)

有力ネットメディアがこぞって着手する「ネイティブ広告」

 「広告が目ざわりだ。」最近、このように広告を煙たがる消費者が増えているのではなかろうか。メディア接触端末としてスマートフォンなどのモバイル端末が普及するに伴い、さらに不満の声が一段と高まっているようにも思う。

 それに対しメディア(パブリッシャーなど)と広告主(ブランド)は、その不満を払しょくすべき次世代広告のあり方を探ってきた。そこに昨年半ばあたりから米国で急浮上してきたのが「ネイティブ広告」である。下記のような、有力なインターネットメディアが一斉にその新しい広告モデルに飛びついたのだ。

ネイティブ広告に取り組む有力ネットメディア

【伝統新聞のサイト】
New York Times、Washinton Post、Wall Street Journal
【伝統テレビ/ケーブルのサイト】
NBC(Breaking News, Today.com、CNBC)、CNN
【伝統雑誌のサイト】
Forbes、Atlantic、Hearstの雑誌、Timeの雑誌、Conde Nastの雑誌
【新興新聞のサイト】
Huffington Post、Politico
【アグリゲーター】
BuzzFeed、Techmeme
【ブログネットワーク】
Gawker、Mashable
【ソーシャルメディア】
Facebook、Twitter、Tumblr、Foursquare、YouTube

 これら以外の主要なネットメディア・サイトも、ネイティブ広告を検討している。多くはすでにネイティブ広告を試しており、また公式の広告メニューを用意し本格的なサービスに乗り出すメディアも現れている。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
ネイティブ広告とは何か?

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
次世代広告コミュニケーションの秘訣連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

田中 善一郎(タナカ ゼンイチロウ)

ITメーカーで情報通信システムの開発に従事。その後、新聞社系雑誌社に転職。電子、通信、コンピュータ分野の記者として、LSI設計、ネットワークなどの最先端技術をカバー。90年代当初からインターネットメディアに傾斜し、ニュースメディアサイトの立ち上げに従事。雑誌社退職に合せてブログ「メディア・パブ」を2004年に立ち上げる。また監査役として、急成長するSNSベンチャーに6年間身を置く。2012年10月からフリーに。...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2013/07/02 11:42 https://markezine.jp/article/detail/18028

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング