「ViViViT」は、デザイナーやエンジニアを志望する学生と企業のマッチングを図る採用プラットフォーム。セプテーニ・ベンチャーズが今年3月に事業を開始し、これまでに100社以上の企業が利用している。今後、デバイスの多様化やアプリ市場の拡大に伴い、デザイナーやエンジニアなどの専門スキルを持った人材の採用ニーズがさらに高まることが予想されるため、「ViViViT」事業を運営する「株式会社ビビビット」を設立した。
「ViViViT」では、学生が学歴や自己PR のほか、固有のスキルや手がけた作品などを投稿し、企業の採用担当者はそれらの情報をもとに採用候補となる学生を探すことができる。採用担当者と学生の双方から「お気に入りリスト登録」や「話したいボタン」を通じてアプローチをかけ興味度を提示することも可能だ。全学年の学生が対象となっているため、採用担当者は新卒採用だけでなく、インターンシップやアルバイトを目的とした利用もできる。
新会社は、今後も美術大学生や専門学生を中心とした会員獲得を推進するとともに、学生以外にも領域を広げ、中途採用向けサービスを展開するなど事業の拡大を図る。
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