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三橋ゆか里の「女性向けマーケティング☆ア・ラ・モード」

女子大生が開発、お困りごとを解決するお買い物の救世主アプリ「CALFUL」

 アプリ開発者は男性が多いけど、使っているのは女性が大半だったりする。競争の激しいスマホアプリの世界で、自分の困った体験をもとにシンプルなアプリを生み出している女子大生チーム「Tech Girl」に三橋ゆか里さんがインタビューしました。

女子大生が集まる活動「Tech Girl」

 お困りごとを解決すること。これって、新しいサービスがどれだけ利用者に普及するかに大きく影響する大事なポイント。「あったらいいな」じゃなく、「なきゃ困る」になれるかどうか。主婦の方が商品開発した家事グッズが爆発的に売れたなんてお話を聞くけれど、それは彼女達が自らの不便を解消するために生まれたアイディアだから。

 そんな、自らの困りごとを解決するためにアプリを作ってしまったのが、「Tech Girl」という女子大生から成るグループ。中心メンバーは、今木彩翔さん、馬場李帆子さん、飯泉満里奈さんの3人。過去にも「Tokyo Cafe Log」という、都内(原宿・新宿・渋谷)のカフェ検索アプリを開発。Tokyo Cafe Logの制作秘話は、Tech Girlのブログをご覧あれ。今回は、メンバーの今木さんと馬場さんに、新作アプリCALFUL(カルフル)について聞いてみたよ。

お困りごとを解決する「CALFUL」

 CALFULは、お買い物、中でもセール時のお買い物の強い味方。セールに行くと、商品の割引率はアイテムによって違う。15%OFFのものもあれば、30%OFF、65%OFFなんてものまで。65%OFFってことは…なんて頭の中でごにょごにょ計算するのが面倒。特に、セールの時はここぞとばかりにいっぱい買い物をするから、結局合計いくらになるの?なんてことになる。CALFULはそんな時の救世主。

 アプリはどこまでもシンプルで、ユーザーが入力するのは商品の元の価格のみ。あとは、値段のすぐ下にあるスライダーを左右に動かすことで、割引率を調整するだけ。7590円の15%OFFは6452円、60%OFFは3036円なんて瞬時&一目でわかる。ここだけで終わらないのがCALFUL。セールですもの、1着じゃなく、2着、3着とお買い物するのです。割引後の価格を算出したら、“Add To List”をタップ。すべてのお買い物をリストに加えていくと、最後に全アイテムの合計金額がわかる仕組み。これはかなり便利。

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この記事の著者

三橋 ゆか里(ミツハシ ユカリ)

ライター・記者。 オンラインショップ、UIコンサルティング会社、Web制作会社等を経て2009年に独立。日経デジタルマーケティング、TechWave、Tech in Asia(英語)などで執筆。また、女性誌のウェブサイトやスマホアプリ紹介の記事も手がける。アジアのITニュースが集まるStartup...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/12/03 11:00 https://markezine.jp/article/detail/18916

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